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英会話は文法めちゃくちゃでも大丈夫?ネイティブも文法が適当な理由と、正しい勉強法を解説!

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こんな人におすすめ
  • 英会話で文法がめちゃくちゃになるのが不安
  • 文法ができなくても英会話をするべきなのか分からない
  • どうやったら英会話でうまく話せるか知りたい

たしかに、文法がめちゃくちゃなまま誰かと話すのは怖いですし、変なことを言ってしまって笑われないか不安ですよね。

結論、文法がめちゃくちゃでも英会話はできます。

しかし、多くの人が文法ができないという理由で、英会話を諦めてしまっています。

今回はそんな人のために、英会話で大事なことと、文法ができない原因・解決策についてお話していきます。

文法がめちゃくちゃだけど英語が話せるようになりたい!という人は、ぜひ最後まで見てくださいね。

タップできるもくじ

結論:文法がめちゃくちゃでも英会話をするべき

結論:文法がめちゃくちゃでも英会話をするべき
  • ネイティブも適当な文法を使っている
  • めちゃくちゃな文法でも、十分相手に伝わる

ネイティブも適当な文法を使っている

実は、イギリス人やアメリカ人のネイティブスピーカーでも、適当な文法で話してることが多いのです。

たとえば、「それを誰にあげたんですか?」と言いたいとき、文法的には “To whom did you give it?” が正しいです。

ですが、多くのネイティブが “Who did you give it to?” という、文法的に正しくない文章を使っています。

そして、この間違いに気付かず使っている人もたくさんいるのです。

つまり、ネイティブスピーカーたちは文法の正しさよりも、分かりやすさを重視して会話しているのです。

めちゃくちゃな文法でも、十分相手に伝わる

コミュニケーションの目的は、相手に自分の気持ちや、意図を伝えることです。

つまり、相手に伝わりさえすれば、文法がめちゃくちゃでもまったく問題ないのです。

私も、はじめて地域の英会話クラブに参加したとき、文法のルールを一つも守れていませんでした。

「昨日ゲームをやりすぎて疲れてる」ということを伝えたかったのですが、

“Yesterday, playing, game, very long, So tired !” のように、ひたすら単語を並べていました。

ですが、それでもネイティブたちは意味をくみ取って、私の言いたいことを理解してくれたのです。

なので、最も大事なのは、とにかく自信をもって「話してみる」ことなのです。

英会話において文法は一切やらなくてよいのか?

では、伝わりさえすれば文法は一切必要がないかというと、そういうわけではありません。

なぜなら、文法を理解することで、言いたいことがより正確に伝えられるからです。

たとえば、さきほどの例のように、“Yesterday, playing, game, very long, So tired !” でも、大体の言いたいことは伝わります。

しかし、それよりも” I am tired because I played games for a long time yesterday. “の方が、意味が伝わりやすいですよね?

なので、最低限の文法は覚えておいた方が良いのです。

しかし、基本の文法をちゃんと覚えたのに、英会話になるとぜんぜん話せない…という方もたくさんいます。

そこで、今回は英会話で文法がめちゃくちゃになってしまう原因と、その対策について解説していきます。

ぜひ自分の課題を解決して、英会話を楽しんでください!

英会話で文法がめちゃくちゃになる原因

英会話で文法がめちゃくちゃになる原因
  1. 一文で無理にまとめようとしている
  2. 難しい文法を使おうとしている
  3. 緊張や焦り

1. 一文で無理にまとめようとしている

複雑なことを、ミスなくきれいな一文にまとめることは、初心者にとってハードルが高いです。

そして、無理やり一文にまとめようとすれば、いろいろな問題が起こります。

無理やり1文にまとめるデメリット
  • 時制を一致させるのが難しくなる
  • 語順のミスが増える
  • 結論が遅くなり、聞き手にとって分かりにくい

これらが原因で、文法がめちゃくちゃになってしまうのです。

では、初心者はどうやって文をつくるべきなのか?こちらをチェックしてください。

2. 難しい文法を使おうとしている

会話のテンポの中で、難しい文法を瞬時に組み立てるのはハードルが高いです。

また、必要がないときに難しい文法を使っても、返って意味が伝わらないことがあります。

難しい文法を使おうとするデメリット
  • ネイティブからすると不自然な表現になる
  • 回りくどい言い方になってしまう
  • 考えるのに時間がかかって、会話のテンポについていけない

では、初心者は英会話で、どのレベルの文法を使うべきなのでしょうか?こちらをチェックしてください。

3. 緊張や焦り

緊張すると、正しい文法を意識する余裕がなくなります。

焦ってしまう理由としては、英会話に慣れていなかったり、間や沈黙が怖かったりするのが大きいのではないでしょうか?

そんな方は、焦った時に言うことを先に決めておきましょう。

使えるフレーズはこちらで紹介しています。

英会話で文法がめちゃくちゃな人への解決策

文法がめちゃくちゃな人への解決策
  1. 文を分けて、できごと順に並べる
  2. 中学生レベルの文法を使う
  3. 焦った時にいうことを決めておく

1. 文を分けて、できごと順に並べる

文をいくつかに分ければ、時制や語順が簡単になり、ミスが減ります。

そして、複雑な言い回しより「起きた出来事を順番に並べる」方が、聞き手にとっても理解しやすいです。

例えば、以下の例文について。無理やり一文でまとめてしまうとどうなるでしょう。

「今までで一番良かった出来事は、去年旅行でカナダに行って、色々な国の人に話しかけて友達になれたことだ。」

“The best experience I have ever had was when I went to Canada last year on a trip and was able to talk to and make friends with people from many different countries.”

これだと、長いし複雑で分かりにくいですよね…。

なので、無理につなげずに文を分けて、起きた出来事を順番に並べてみてください。

  1. I went to Canada last year on vacation. (去年、旅行でカナダに行った)
  2. I talked to many people there. (たくさんの人に話しかけた)
  3. They were from many different countries.(彼らは色んな国から来た人達だった)
  4. And I was able to become friends with them!(彼らと友達になれた!)
  5. It was the best experience for me so far!(今までで一番良い経験だった!)

シンプルで、何が起こったのか分かりやすいですよね!

このように、文を分ければ文法がめちゃくちゃにならず、聞き手にも伝わりやすくます。

2. 中学生レベルの文法を使う

実は、難しい文法表現は、中学レベルの文法で言い換えられることがほとんどです。

たとえば、「お金があったら買えたのに」を英語で言いたいとき

もし~だったら~できたという文なので、仮定法過去完了を使いそうですね。

仮定法過去完了とは、「If+主語+had+過去分詞, 主語+could+ have+過去分詞」の形なので、以下になります。

If I had had money, I could have bought that

しかし、「過去分詞や時制を合わせて…」といちいち考えていたら、スムーズに話せないですよね。

かわりに、以下のように中学レベルの文法で言い換えればいかがでしょうか?

“I couldn’t buy that, because I didn’t have much money.” 

これなら、単純な文型ですが、言いたいことも十分伝わりますよね。

このように、日常会話において難しい文法を使う必要はなく、中学レベルで十分なのです。

3. 焦った時にいうことを決めておく

焦った時に言うことを準備しておけば、パニックで頭真っ白…という事態を防げます。

そこで有効なのが、“filler” (フィラー)です。

文字通り、隙間をfill(埋める、満たす)という意味で、会話の間をつなぐ言葉のことです。

日本語で話すときも「あの~」「えっと」「なんだっけ…」と言っていますよね。

これを覚えておけば、会話で文法に困った時でも、考える時間が稼げます。

以下は、会話で使いやすいfillerフレーズ8選です。ぜひこの機会に覚えてください。

fillerフレーズ意味
①Well…「あー」「えっと…」
I mean「つまり」「だから」
③You know…「ほら」「だから」
④like「~みたいな」
⑤Let’s see…「そうだな~」
How can I say..「なんて言えばいいんだろ…」
How should I put it…「どう表せばいいかな…」
I don’t know how to say this in English but…「英語でなんて言うかわかんないんだけど…」

英会話で必須の基礎文法5選

基礎文法を覚えてないと、そもそも会話が成り立たなくなってしまいます。

ですが、逆にこの5つを覚えれば、大体の言いたいことは伝えられるはずです。

ここでは、必ず覚えるべき英文法の基礎を例文付きで紹介しています。

文法の基礎は一通り覚えてるという人も、知識の抜けがないか改めて確認してみてください。

英文法5つの基本
  1. 基本の5文型
  2. 動詞の活用
  3. 時制
  4. 助動詞
  5. 接続詞

1. 基本の5文型

文法構造例文
第1文型SV型:主語+ 動詞She arrived
第2文型SVC型:主語+動詞+補語She is smart
第3文型SVO型:主語+ 動詞 + 目的語She likes dogs
第4文型SVOO型:主語+ 動詞 + 目的語+ 目的語She gave me a gift
第5文型SVOC型:主語+ 動詞 + 目的語+ 補語She calls me Yuta

2. 動詞の活用

活用例文動詞の変化
肯定文She is smart
She likes it
変化なし
疑問文Is she smart?
Does she like it?
be動詞は文頭に移動
文頭にDoかDoes
否定文She is not smart
She doesn’t like it
be動詞の後にnot
do, does, 助動詞の後にnot

3. 時制

時制例文動詞の変化
現在She is smart
She likes it
変化なし
過去She was smart
She liked it
be動詞、動詞が過去形に変化
未来She is going to be smart
She is going to like it
動詞の前にbe going toを付ける

4. 助動詞

助動詞意味例文
will意思・未来She will be there
can可能・可能性She can play the piano
may許可・推量She may fail
should当然She should sleep
must義務・強い推量She must be busy

5.接続詞

接続詞意味例文
so順接She is hungry so she eats.
but逆説She is tired but she is happy.
because説明・補足She is smiling because she is glad.
and並立・添加She likes coffee and she likes tea, too.
or対比・選択She will read or she will write.

英会話で使える文法の学習方法

文法学習において、まずは参考書を3周することをおすすめしています。

なぜなら、知識は一度では身につかず、繰り返す事で少しづつ定着していくからです。

これを聞くと、「3周もできないよ」と思う人もいるでしょう。

ですが、2周目、3周目と進むにつれ理解が深まるので、進むのがどんどん楽になっていきます。

1度読んだだけでは気づけない事もあるので、以下の事を意識してぜひ、取り組んでみて下さい。

参考書のとりくみ方
  • 1周目:ざっと流し読みする
  • 2周目:例文を確認しながら詳しく読み込む
  • 3周目:自分で例文を作りながら読む
STEP

1周目:ざっと流し読みする

最初に参考書を流し読みすることで、全体の構成と、大体の流れを掴むことができます。

まずはとにかく文法に触れて、重要なポイントがどこなのか、大まかに把握しましょう。

一周目のポイント
  • スピーディに読み進める
  • 細かい情報や例文はすべて理解しようとせず、流し読みする
  • 疑問点が出てきても止まらずに、2周目以降で解決する
STEP

2周目:例文を確認しながら詳しく読み込む

各章ごとに詳細と例文まで読み込むことで、文法のルールをしっかりと浸透させることができます。

ここでは、1周目で出た疑問もひとつずつ立ち止まって考え、理解することを目的にしましょう。

2周目のポイント
  • 例文を確認して具体的なイメージを掴む
  • 疑問があったら、その場で調べて解決する
  • 焦らず、時間をかけてもよいので理解度を優先
STEP

3周目:自分で例文をつくりながら読む

これまで覚えた知識を、実践で使える武器に変えていく必要があります。

以下の手順を繰り返し、自分でも自然に文章がつくれるように練習していきましょう。

3周目のポイント
  1. ネイティブがどうやって文法を使っているか調べる
  2. 自分で例文を作ってみる
  3. 声に出して繰り返し読む

ちなみに、1.を調べるときは、YouGlishというサイトを使って調べるのがおすすめです。

以下の画像のように、自分が考えた例文を入れて検索してみてください。

すると、実際にネイティブがそのフレーズを使っている場面を、YouTubeから自動で引っ張ってきてくれます。

会話の流れや、リアルな使い方を知ることができるので、より理解が深まります。

英語の文法学習のポイント

英語の文法学習のポイント
  • たくさんの英語に触れる
  • アウトプットの機会を意識的に作る

たくさんの英語に触れる

よりたくさんの英語に触れることで、自然に文法感覚がつきます。

そして、基本的な文法が使えない人の多くは、単純に英語に触れる時間が少ないことが多いです。

以下のグラフから分かるように、日常会話レベルのコミュニケーションにも、400時間くらいの学習は必要なのです。

逆に言えば、毎日少しずつでも英語にふれる時間をつくることで、確実に英語の感覚は身につきます。

空いた時間を利用して、積極的に英語にふれる時間を作っていきましょう。

どうやって英語に触れる?
  • リーディング
    英語の本、新聞、雑誌、オンライン記事などを読みます。特に、自分の興味のあるトピックを選ぶと続けやすいでしょう。
  • リスニング
    英語のポッドキャストやニュース、映画、ドラマ、YouTube動画などを見ます。リスニングを通じて、文法の使い方や自然な会話のリズムを学べます。

アウトプットの機会を意識的に作る

文法の知識があっても使えない原因として、実践での経験が足りないことがあります。

なので、教科書だけでなく、会話やライティングでアウトプットしていきましょう。

はじめはあまりミスを気にせず、とにかくどんどん発信していきましょう。

おすすめのアウトプット方法
  • オンライン英会話
  • ブログを書く
  • SNSで投稿する

オンライン英会話を利用する

オンライン英会話は、リアルな会話を通して文法の活用ができるため、最高のアウトプットになります。

特に私がおすすめするオンライン英会話はネイティブキャンプです。

ネイティブキャンプでは、130か国以上のネイティブスピーカー達と実践的な会話練習ができます。

本当に使える文法を身に付けたい人は、ぜひ一度無料体験をうけてみてください。

\期間限定!/

公式HP:https://nativecamp.net/

英語でブログをかく

ブログを書くことで、文法を正しく使って文章をつくる練習ができます。

最初は、無料で使える「note」でブログを書くことがおすすめです。

noteのホームページに行って、以下の3ステップで投稿してみましょう!

noteで記事をかく3ステップ
STEP
会員登録

「会員登録」から、メールアドレスやパスワードなど、必要な情報を入力しましょう。

STEP
投稿→テキスト

登録できたら、右上の登録ボタンから、「テキスト」を開きましょう。

STEP
記事を書いて投稿!

自分の好きなトピックについて、英語で記事を書いてみましょう!

書き終わったら「公開に進む」をおして、世の中にシェアします。

途中で保存したいなと思ったら、「下書きを保存」を押せば、後で続きから書けます。

英語でブログを書くポイント!
  • 最初は完璧を目指さず、とにかく書いてみて投稿しましょう!
  • できるだけ正確な文法を使いましょう。
  • 継続することが大切なので、無理のないペースで定期的に更新しましょう。

よくある質問

文法がめちゃくちゃでも英会話を始めるべきか?

もちろん、文法が完璧でなくても英会話を始めるべきです。

実際の会話では完璧な文法よりも、自分の意思を相手に伝えることが重要だからです。

また、会話をしていく中でその都度なおしていく方が、成長も早くなります。

実践での失敗や気づきは、何よりも自分の理解を深めてくれるからです。

なので、最初はミスを恐れず、自信を持って英語を話しましょう。

オンライン英会話や、地域の英会話クラブを積極的に活用するのがおすすめです。

文法用語は覚える必要ある?

全て理解する必要はありません。

文法用語を知らなくても、実際の会話や試験問題で困ることはほとんどありません。

もちろん、最低限の知識はあったほうが、参考書やネットの説明を理解する際に便利でしょう。

具体的には品詞の名前や、よく出てくる用法の名前は、覚えておいて損はないと思います。

しかし、文法用語に固執せず、実際にどう使っていくかに重点を置いてください。

文法用語がわからなくても、文法のルール自体を理解できていれば、何も問題ありません。

まとめ

英会話で文法がめちゃくちゃになるのは、誰もが通る道です。

しかし、基本的な文法を押さえつつ実践練習を続けることで、少しづつ改善されていきます。

まずは、とにかく自信を持って英会話を楽しんでください。

文法がめちゃくちゃになる原因
  • 一文で無理にまとめようとしている
  • 難しい文法を使おうとしている
  • 緊張や焦り
文法がめちゃくちゃな人への対策
  • 文を分けて、できごと順に並べる
  • 中学生レベルの文法を使う
  • 焦った時にいうことを決めておく
英文法の学習方法
  1. ざっと流し読みする
  2. 例文を確認しながら詳しく読み込む
  3. 自分で例文を作りながら読む
文法学習のポイント
  • たくさんの英語に触れる
  • アウトプットの機会を意識的に作る
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